☆種なし葡萄作り☆

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最近では、種なし葡萄が主流ですが、どのようにして種なしにしているかご存知ですか?

種なしぶどうを作るためには「ジベ処理」というものをします(^^)

シベレリンという、成長促進剤を一定の水に溶かし、ジベ液を作ります☆それをぶどうの房が入る程度のカップに入れ、葡萄の房一つ一つを丁寧に液に漬けるんです(^^)そうすると種無しの葡萄になるんです☆

ジベレリンは、もともと天然の植物ホルモンだそうで、もちろん食用の葡萄に付けていきますが、害はないですよ☆

ジベ処理は、ぶどうの成長の具合で、このタイミングで付けなければならないという問題がありますが、今年はそのタイミングで雨ばかり降っているため周りの農家さん達も頭を悩ませています・・

もしもジベ処理をした後、8時間以内に雨が降ってしまったら、全て水の泡・・やり直ししなければなりません。。

ぶどうの成長は待ってくれないので大変です・・

私の実家では、農業だけを専念してやっているのは、祖父だけのため、家族みんなが仕事休みの土日はみんなで大騒ぎで畑仕事をしています(笑)

先週の日曜日、私と妹のうーちゃんはそのジベ処理を行いました(^v^)この日の前後は雨の予報だったので、どうしてもこの日に終わらせなければならなく、てんてこ舞いでした(^^;)

チワワのプルも畑の隅からいつも応援してくれています☆
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ジベ液は、付け忘れている房がないか分かり易くするために、赤く着色するので、少しするとこんな感じで全身ピンクに・・・

私は、液が目に入るのが嫌で、完全防備で帽子にゴーグル、フードをかぶりやっていたのですが、まぁはたから見たら完全に不審者です(笑)

でも畑ではそんなこと気にしません!(笑)

今年は、言った通り雨が多く、この日やったジベ処理も無駄になっては困るとのことから、房に傘をかけてからジベ付けをしましたが、これがやりにくくて大変でした(泣)
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ぶどうがたくさんなっているのはいい事なのですが、一つ一つ全てにジベ付けをしなければならないので、腕はほとんど上げっぱなし、上も向きっぱなしでの作業が結構辛く、この時ばかりは、なんでこんなに房があるんだぁ?(;O;)と泣きたくなります(^^;)

が、いい葡萄ができると頑張ってよかったなぁと思えるんですよね☆

この日ジベ処理をしていたら、こんなミノムシ君がたくさんいました(^^)この白いものなんだか分かりますか?
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おしゃれに着こなしていますが、何かと思ってよくよく見たら、、、、

せっかくぶどうにかけた傘紙を上手に切り取って持ってかれちゃっていました(@O@!!)こらこら!!
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ジベの作業中のちょっとした和みのひと時でした(笑)ミノムシ君ありがとう(^^)

でも、ミノムシ君、葡萄の葉っぱなどを食べてしまう害虫なので、見つけた子は全て葡萄の木から取らなければなりません(>-<)なんだか今年はミノムシ君が多い気がします(^^;)

良く言えば、虫にとって居心地が良いほど天然なぶどう園です!(笑)

今年もみんなに喜ばれる美味しい葡萄が出来るようにと、家族みんなでがんばっています(^U^)☆


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